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アストラゼネカ社のワクチンは南アフリカ変異株に対する効果示せず

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異種が懸念されています。今回、アストラゼネカ社のワクチンを南アフリカで接種したところ、実際にワクチンの有効率が低下したという臨床試験の結果が報告されました。
新型コロナウイルス関係

アストラゼネカ社のワクチンの論文-4つの試験の中間解析ー

ファイザー社、モデルナ社のワクチンに続いて、アストラゼネカ社のワクチンについての論文が発表されましたので報告します。4つの試験の中間解析です。ワクチンの量や間隔など複雑な点があるので解説していきます。
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mRNA1273(モデルナ社のワクチン)-有効率は94%でした-

ファイザー社のワクチンに続いてモデルナ社のワクチンについても第3相試験の結果が報告されました。有効率は94.1%(95%信頼区間 89.3-96.8%)とファイザー社のワクチンと同様に非常に高い有効率が示されました。
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高齢者の新型コロナウイルス感染症に対して回復期血漿を早期投与することによって重症化を予防可能

高齢者の新型コロナウイルス感染症に対して回復期血漿を早期投与することによって重症化を防ぐことが報告されましたので報告致します。ここでいう重症とは人工呼吸器をつけるような重篤な状態ではなく、肺炎になって酸素化が悪くなった、中等症くらいのイメージです。
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新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの安全性・有効性の論文(95%の有効率を示したワクチンについての論文が発表されました!)

新型コロナウイルス感染症に対するワクチンとしてファイザー社のワクチン(BNT162b2、以下ワクチン)の接種がイギリスで開始されました。「有効率95%」という数字が11月に先行報道されていましたが、12月10日に論文が出ましたので報告します。
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インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症の考え(2020年11月)

インフルエンザの流行期にさしかかりました。本年は新型コロナウイルスの問題もあり、医療機関でも例年と異なる対応をしています。同時流行に備えて、現時点での知見をもとに診療所での考えを述べます。患者さん、一般の方への参考にして頂けると幸いです。
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入院COVID-19患者に対するトシリズマブの効果 ー人工呼吸器装着や死亡率は低下させずー

COVID-19は疾患の早期ではウイルス感染がメインであるのの、感染から時間が経ち呼吸状態が悪化するのは生体の過剰な免疫反応が絡んでいるとされています。過剰な免疫を抑える目的でトシリズマブの効果が期待されていましたが、残念ながら今回の試験では有効性を示せませんでした。
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COVID-19に対するレムデシビルの効果(最終レポート)が発表されました!

以前、速報を記事化したレムデシビルの有効性を示した臨床試験の最終報告が論文化されました。結果は速報とほぼ同様の内容でした。結論としてレムデシビルは下気道感染を伴うCOVID-19入院患者の回復までの期間をプラセボよりも早めました。
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「FACTFULNESS」から考える新型コロナウイルスの問題

ベストセラーとなったFACTFULNESSを用いて新型コロナウイルスの問題を考えます。事実を事実として受け止める、安易に因果関係を探さない、ドラマチックな見方をしないといったことができるようになります。
医療一般

かぜと肺炎について (一般の方向け)

かぜと肺炎について一般の方向けに述べます。かぜと肺炎は原因が全く異なるものですが、症状からは見極めることが難しいことも多くあります。医師がどういったことを考えて診療をしているかお伝えしたいと思います。
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